【インフルエンザ検査、溶連菌検査などは原則一時中止致します】
当院では4月6日より迅速インフルエンザ検査、溶連菌検査などエアロゾルを発生しうる外来検査を新型コロナウイルス感染拡大予防の目的で原則中止いたします。
インフルエンザ、溶連菌検査などの検査は検体採取の際に、鼻の奥やのどに綿棒のようなものを深くいれるため、くしゃみや咳が誘発されます。そのため、一般の診療所では感染拡大のリスクがあるため、検査実施の際の感染防御が徹底できない場合は検査の実施を控えるよう厚生労働省および日本医師会からの通達がありました。感染防御にはゴーグル、マスク、ガウン、手袋といった個人防護具や十分なアルコール消毒が必要です。更には個人防護具は1度使用するたびに廃棄が必要です。
しかし現状当院では、マスク、ガウン、手袋、アルコールなど全てが不足しており、また品不足により追加購入できずにおります。今の状態では日常診療において十分な感染対策がとれないと言わざるを得ません。
幸いにもインフルエンザに関してはごく稀に局地的な流行はあるようですが、ほぼ終息しております。従って、総合的に判断し、苦渋の決断ではありますが、インフルエンザ検査などの咽頭や鼻腔から検体を採取する検査を中止致します。
日本医師会からも同様の検査自粛の勧告が出ており、インフルエンザが状況や症状や診察にて疑わしい場合は、検査をせずにインフルエンザ薬を処方することを推奨しております。
スタッフが感染した場合、最低14日間の休診が必要な場合があります。万が一当院が休診になった場合の地域への影響を加味しこのような対応をさせていただくことに致しました。
院内感染の防止や院内スタッフの安全やのためにご理解とご協力をお願い致します